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日付順一覧: 96年 7月, Page 2

#26 インフォームド=コンセント / funai [960718(Thu) 03:43]
11時頃まで寝ていたら気温が上がってしまってごっつい寝覚めが悪い。
もぞもぞと飯を食って、大阪の家に電話。3時頃に病院に着く由伝える。
 
JRで新今宮へ、南海に乗り換えて富田林の金剛へ向かう。
俺は「富田林」とワープロで打つのもイヤなくらい富田林が嫌い。
いつか原爆を落としてこの世から抹殺してやろうと本気で思っている。
だから気が重い。天気は今日も良好で、電車は田舎の風景の中をどんどん走る。
 
金剛からさらにバスに乗って某大付属病院へ。入院患者入口がわからず迷う。
階段をどんどん登って5階。オマルをもった看護婦の人に場所を
教えてもらって親父の病室へ。教え子の学生や柳生氏が来ている。
しばらくたって母と兄も到着。世間話など。
親父、20年ぶりに口髭を落として落ち着かない由。俺は、気付かなかった。
 
食堂でウナ丼。給仕のおばはん愛想悪し。南河内だからしょうがないか。
 
7時過ぎから家族全員別室に移って医師の説明を受ける。
冠状動脈が左右とも詰まっているとは知らなかった。
発作のときに発見が遅れたせいか、それにしてもよく生きてたもんだ。
術式について細かい説明が続く。興味深く、熱心に聞く。
俺は血を貸さんといかんかと思っていたのだが、先生によると身内の血液は
かえって思わぬ合併症の原因になるらしい。寓意的だね。
 
19日(手術日)の早朝にまた来ることにして、いったん帰ることにする。
兄も今晩は神戸の方へ泊まるそうなので車に便乗。
夜中の1時過ぎ帰宅、すぐ風呂に入って「富田林菌」を入念に落とす。


#27 本日は早寝 / funai [960718(Thu) 22:01]
明日は朝4時に起きねばならぬで、わしゃもう寝るぞえ。

#28 起きた / funai [960719(Fri) 04:07]
ううう。眠い。これからまた大阪。

#29 冠動脈バイパス&僧帽弁形成術 / funai [960720(Sat) 23:13]
昨日今日といろいろあったのじゃが、
疲れてるからあんまり詳しく書かない。なにしろ、いろいろあったからな。
 
昨日(7/19)は5時の始発電車で神戸を出て大阪の某大付属病院へ。
7時20分頃到着して、親父と病室で話す。続いて母と兄到着。
8時に看護婦が沈静剤を注射、数十分後手術セクションへ。
 
後はひたすら待機室で手術終了を待つ。他にも5〜6家族が待っている。
発作のときに泊り込んだICU待機室と違って、人々の雰囲気は明るい。
死亡率がひと桁違うんだからまあ当然だろう。
今回の手術の場合大体3%前後で「ハズレ」に当たるらしいが、
最初の発作での平均死亡率(約40%)に比べりゃ大したことはない。
そんなに病状がシビアじゃない人も多いし、なにしろ手術のほうは
「いついつにやる」とハナから判っていて予備知識も既に持っているしね。
 
とは言っていても、手術終了予定の午後2時を過ぎるとそろそろ気がもめ出す。
なんかまずいことになったのかも知れん。もう3時過ぎたぞ、おい。
...3時半過ぎにようやく呼びだし放送。
ICUには入室制限があるから、母と兄だけ入って俺は荷物番。
十分ほどして母らが出てくる。多少出血があるが無事終了とのこと。
 
やれやれ。
 
晩飯をファミレスで食って、晩は病院に寄生している民宿に俺だけ泊まる。
チョビ髭の主人、宿泊者名簿に「入院患者名」の欄とかある。
部屋は6畳で割ときれい。卓の上には「PHP」風の小冊子が数冊。全部読破。
部屋に時計が無いのでいつ寝たか良くわからんが、たぶん12時前に就寝。
 
夜中に母から電話。出血が止まらないので再手術するとのこと。
困ったことに門限過ぎると出られないのだ。鍵をもらっておくべきだった。
その旨伝えてまた寝る。また電話。今度は兄から。今から手術とのこと。
寝る。電話。無事終わって意識も戻っているとのこと。寝る。
 
起きて、時間を知りたいので100円いれてテレビをつけると
オリンピックの開会式をやっている。ドアにノック。もう10時だった。
ビニール傘を借りて外へ出て喫茶店でモーニング。ウェイトレスが暗めでよい。
1時になるまで病院に入れないので、あたりの住宅街を雨の中うろうろする。
やっと1時。病院の売店で「漫画アクション」を買う。
 
とりあえず待機室へ入ってアクションを読んでいると、家族が一組入って来た。
若い夫婦と幼児。
後から中年の男が入って来て話しを始めるのを聞くともなく聞く。
男は刑事らしい。「サヤカちゃん」の「ご遺体」が云々というやり取り。
どうやら事故でこの夫婦の子供が死んだらしい。俺は、アクションを読む。
 
2時になって、兄と俺とでICUに入る。靴を履きかえ手を洗い、上っぱりと
帽子とマスクを着用する。靴の裏のゴミを取る粘着マットの上を歩く。
親父は(例によって)パイプと電線まみれになっているが元気そう。
輸血されているときに妙な夢を見たといい、その話を始める。
たぶん麻酔による幻覚ではないかと思う。ま、いいか。
人工呼吸器で喉を痛めたせいで声が変わっている。やたらにハイ。
 
母と兄とそばやへいった後、地下鉄の新金岡まで車で送ってもらう。
宿でしそびれたので、百貨店のトイレで大便。驚くべき快便。
余韻に浸りながら地下鉄に乗る。変態様なのやら健康なのやら。
で、梅田経由で神戸に帰ってきた。
 
はい、ここまで読んだ人、お疲れさまでした。おやすみなさい。

#30 看板車両 / funai [960722(Mon) 01:16]
一昨日CDプレイヤーのタイマーを朝4時に設定していたおかげで、
今朝は熟睡中にいきなりDiamanda Galasの怨念ボイスをかまされてしまった。
ああ、寝覚めが悪いぞ。だいたい就寝時に聞くようなもんじゃないよな。
じゃあいつ聞くのかといわれると、悩むが。
 
もっぺん寝て、起きたら11時。
ウォルター=ベンヤミンの「ボードレールにおける第二帝政期のパリ」を読む。
「商店街(パサージュ)」「遊歩者(フラヌール)」など、俺自身に
関係の深い概念が中心に取り扱われている。結構熱中して読む。
熱中したら暑くなってきたので外へ。
 
新長田。前から写真をとろうと思っていた看板車両(正式になんというのか知らんが
道路工事の時なんかに「工事中迂回せよ」とか書いた電工看板を荷台にのっけて
停っている黄色いトラック)を撮影。2台が空き地に横並びになって「工事中」の
看板を掲げている。写真をなんに使うつもりか、もうわかったよな。
「トラヤ」でピザとコーヒー。店を出てうろうろと北東方面へ。
 
長田。ありゃ、こんなとこへ出るつもりはなかったのじゃが。
ダイエーの中でしばらく涼む。地下鉄に乗って三ノ宮へ。
駅構内の電話の上に乗ってたテレカ、試しに入れてみたらまだ87度数も残っていた。
ありがたく頂く。
 
三ノ宮はえらい人出。そういえば「神戸まつり」なんだよな。
ナガサワの前でちらりとサンバの人を見かける。リズム感悪いぞ、おい。
シンシン堂でマルセル=エーメ「猫が耳の後をなでるとき」(ちくま文庫)買う。
エーメといえばなんといっても一連の「マルタン君もの」であって、
ポール=ヴァレリーの「テスト氏」とかと一緒に俺の人格形成を左右していたのだ。
今日買ったのは「ジュブナイル(「ジュナイブル」じゃねーぞ>マレニ)」だけど、
きっと面白いはずだ。うん。
 
「Mr.Jacket」でMetallicaの新譜を買う。うろうろと西へ歩いて新開地。
ヒットパレットで鳥の空揚げ定食。固い。固いぞおい。揚げすぎだよこりゃ。
コーヒーを待つ間にさっき拾ったカードで大阪の家に電話。
親父、担当医にブーたれて騒いだらしく、おかげでICUを出るのが遅れたそうな。
ハイなのは麻酔のせいかと思ってたが、単にもともとあーゆー人間だったのかもしれぬ。
話しているうちにあっという間にカードの度数が70を切ってしまった。
 
家に帰ってBBSスクリプトの変更。ゲスト優遇措置をとる。
なかなか面倒である。


#31 雨が振りそで振らないから暑い / funai [960723(Tue) 00:11]
今日はあんまり書くことないな。ま、いいことかもしれん。
 
起床後エーメの本を読む。なんか「あやしい」感じがして、やっぱりよい。
この場合の「あやしい」の主体は「エーメのアタマ」である。大丈夫か、この人。
BBSのスクリプトの変更を終わらせたいので、冷房をつけてしばらく作業。
夕方にアップ。石崎さんにメイルして明石。
 
なんか久々に明石に来たような。「たぬき」で親子丼ときざみそば。
FORUSのジュンク堂で岩波文庫「幕末百話」を買う。
ぶらぶら歩いて木村書店。畑中純「まんだら屋の良太」の5巻があったので買う。
「ぴっける」でコーヒー。へー、この店、高砂に支店があるのか。今度行こう。
 
パン買って帰宅。BBS移動されているのでテスト。
正規表現をミスっている。ちっちっち。ま、いきなり入れ替えないでよかったかな。
さて、明後日あたりまた見舞にいくかの。

#32 見舞いに行って疲れた / funai [960725(Thu) 01:31]
だってそこいら中病人だらけなんだもん。
 
病院食堂のおばちゃんに顔覚えられてしまった。


#33 日記猿人から飛んできた人 / funai [960725(Thu) 01:34]
まかり間違ってホントにいたら済まぬ。
しばらく真面目に書いてたんだけど、今日はいきなりサボりです。
先週あたりの奴とか、真面目に書いてるから読んでってね。

#34 ちょっと体調が怪しい / funai [960726(Fri) 00:23]
<<本日の俺の精神状態の図、なのじゃ。
 
10時頃起床。いつの間にかクーラーが止まっておる。全身べとべと。うう。
チーズ一切れとワッフル食って紅茶をポット一杯飲む。さらに汗まみれ。ううう。
 
BBSとメイルをチェック。なんと、ゲストボードに書き込んでくれてるお人が。
ありがたや。「日記猿人」から来られた由。うーん、偉大なり「日記猿人」。
とか思っていたら、なんと野原さんからもメイルが。ありがたやありがたや。
...あと、うちの兄からTcl/Tkのプラグインが出たとのお知らせメイル。
そーかそーか、そーくるか、Sun。ふむふむ。
 
昼過ぎから外へ。今日も快晴である。んが、湿度が高いのでうっとうしい。
 
とりあえず新長田。三和銀行で、久々に通帳の書き込みをする。
お、シェアウェアに送金してくれてる人が一人いるぞ。
半年前、しょーもない「論争」にうんざりさせられてNiftyをやめたので、
サポートが中断してしまっているのだ。なんとかしなくちゃなあ、やっぱり。
「トラヤ」でチーズケーキセット。
BBSのログの格納形式をまたまた変更することになりそう。
本屋の袋の裏に正規表現だのフローチャートもどきだの書きながら考える。
店を出てちょっとうろうろ。くにゃくにゃに曲がったアーケードの鉄柱を見て、
地震の3日後にここを通ったときのありさまをちょっと思い出す。すぐ忘れた。
カンカンに日の照る中を、線路を越えて北へ。あ、脳に来た。げらげらげら。
 
板宿。紅茶を買いに湊川の市場へ行きたいから地下鉄に乗ろうか?
いや、まず「時雨庵」に行くべ。...時雨庵でニギリ寿司とミニそばのセット。
なんか汚い音たててソバすすってる奴がいると思ったら、精神薄弱な人らしい。
いつもならメンチを切るところだが、これでは勝負にならん。負け負け。
 
地下鉄の入口へ戻ろうと思ったら、バスが停車してるのを見かける。
山沿いを回って新開地から三ノ宮に出る11系統。迷わず乗る。
初めて乗る路線なので外を見るのが楽しい。こんなとこが神戸にあるのか。
夢野町からはお馴染みの路線に合流。東山の市場のとこで降りる。ばっちし。
 
「ルビアンコーヒー」でアッサム100g500円。
「ウイング」でなんか飲もうと思ったら、なんと満員。信じられん。
パークタウンの中を歩いて公園の方へ。最近ヤンキーな人達がよく着ている
「ベティーさん」のトレーナーだのTシャツだのは、どうもここが発生源らしい。
 
新開地本通りの「松岡」でグレープフルーツジュース。店を出るなり、
取り壊し跡地の自販でさらにジュース買って飲む。いかん、冷たいもの依存症状が。
 
地下通路の古本屋を冷やかして神戸、高架下を通って元町。
またしても「ドトールコーヒー」に入ってしまう。
出て、山側へ歩く。コウベグロサリーでマーマレードと黒パンとサムソチーズ。
ほんでまた降りる。あ、ムーンライダーズ、チキンジョージに来てたのかあ。ちっ。
「とん兵衛」で一口カツ定食。電車に乗って寝ながら帰る。
 
ちょっとBBSのヘッダHTMLをいじる。
おお、ばうわうさんからお知らせメイルが。
なんかよーわからんけど、BBSへの登録も2件。


#35 なぜか姫路へ行ってきた / funai [960727(Sat) 00:31]
<<本日の俺。機嫌いいぞ。
 
例によって10時過ぎ、暑さに負けて目覚める。
ちょっと情けない夢(内容は言わない。情けないから)を見てしまった。
その舞台が伊丹(地震で阪急の駅がへしゃげたとこ)だったので、
なんとなく今日は伊丹へ行こうかと思う。
BBSとメイルのチェックをして、黒パン食って紅茶飲んで出かける。
ここまでに聞いたCD:
  • Metallica "LOAD"
  • Moonriders "CAMERA EGAL STYLO" 駅まで出て、切符の値段を見る。伊丹まで720円。 ふと下り方面を見ると、姫島での料金もやっぱり720円。 改札を通ってからちょっと悩んで、下りホームへ降りてしまった。 3時頃姫路に到着。駅ビルの中2階にある喫茶店でピラフとコーヒー。 この店、前は小汚くてよかったのだが最近になって改装されてつまらん。 窓から姫路城が見える。見ながら食い、かつ飲む。 店を出て城方面へ向かう。姫路の街は、昔ながらの「大喫茶」がたくさんあって 楽しい。本屋なんかもスペースにゆとりがあって、建物が古臭い。 地価が安いせいだろーか、とにかくいいことである。 信号待ちをする。青になったから渡ろうと思ったら、赤いベンツが平然と スピードも下げずに突っ込んできた。もーちょっとで接触するとこだった。 クソバカクズカスなどと悪態を並べつつ城の堀の前まで来たら、 まったく同じパターンでRVが目の前を突っ切っていった。 ...姫路ナンバーはマナー悪い。 城の回りを一回り歩く。暑い。温度計は34度を指している。 受け付けのとこで迷ったけど、結局城内に入るのはやめた。 休憩所で紙コップのコーラ。ずるずるとまた駅のほうへ戻る。 喫茶店や本屋だけではなく、なぜか姫路には楽器屋も多い。 2軒ほどひやかしていく。「ギタレレ(ヤマハが出してる超ミニガットギター)」、 1万足らずだからそのうち衝動買いしそう。回りにかけてあるウクレレより安いぞ。 スペースと本棚にやたらゆとりのある本屋で里見トン(字がない。弓ヘンに享)の 「安城家の兄弟」上を買って、地下街の「思いつき」でレモンスカッシュ飲みつつ読む。 何気ない動作がいちいちリアルで目に浮かぶ。こーゆーマンガを描きたいなあ。 引き続き地下街の「御座候」でモリソバを食う。美味し。 ソバ湯飲みつつさらに「安城家」を読んで、店を出て山陽の駅へ。 各駅停車でとろとろと帰る。いつの間にやら寝てしまう。試作したルーチンの ベンチマークを朝の4時過ぎまでやっていたので、ちょっと寝不足ぎみ。 起きるともう明石の近くまで来ている。何となく明石の一駅手前で降りて明石まで歩く。 明石。なんかえらい人出。浴衣着た人もたくさんいるし、交通整理も出ている。 「ぴっける」の茶髪ねーちゃんに聞いてみたら、「明石市民まつり」と いうようなものらしい。ふーん。 コーヒー飲んで、パン買って、また電車に乗って帰ってきた。 今までに聞いたCD:
  • Bob Dylan "World Gone Wrong"
  • Igor Stravinsky "Stravinsky Edition Vol.5 : Concertos"
  • Morphine "Yes"

  • #36 ビール飲んで来ました / funai [960728(Sun) 01:07]
    <<本日はやや疲労気味なり。
     
     三ノ宮のビアホールでサカイや七人の小人たちと飲んでから、だらだらと西へ歩く。
    新開地のヒットパレットでコーヒーを飲みながら「安城家の兄弟」の続きを読む。
    閉店間際に店を出て、いつものように兵庫駅に向かう。
     
    通りすがりに「いつでも別れてあげるよ」と聞こえた、若いカップル。
    登りの電車のパンタグラフから、ばしっばしっと大きな音を立てて飛ぶ水色の火花。
    高架の北側に沿った道に出たら、もう俺以外誰も歩いていない。
    まだ灯りのともった製本所の中から、製本機やケットバシの音。
    みんなに見捨てられたような、安らかな気持ち。
     
    この道を初めて歩いたのは、大学1年の夏である(それとも大学2年の冬だっけか)。
    ちょっとタルホがかったマンガ同人誌に混ぜてもらって、
    それに載せる対談(「怪団体の怠惰な対談階段篇」とかいった)を
    メンバーの人達と一緒に歩きながら録音した。天気の良い日だった。
    あの時以来、俺は昼間にこの道を歩いたことがない。
     
    高架の向こうに兵庫駅のホームの灯りが見える。
    線路沿いにどんどん歩けば、やがて駅にぶつかるのはあたりまえ。
    でもどういうわけか、兵庫駅には「偶然たどり着いた」ような気がする。いつもだ。
     
    歩き足りない。
     
    そのまま兵庫駅の前を通りすぎる。菅原市場の手前で高架をくぐって南側へ。
    大阪行きの新快速。の中で大げさな身振りをつけて話していた男。
    あっという間にすれ違ってしまったけど、いつまでもお元気で。
    高架際の暗い道を向こうから歩いてきた男と、不安と怒りの交換。少し。
    テントと仮設の乱立する中を突っ切る。家々の灯り。飯の匂い。
     
    新長田の飲み屋の前で仰向けに倒れているポロシャツの男。
    「...ちょっと、自分、自分、大丈夫か?」
    「...ああ?」
    「...おやすみー。」
     
    またしても鷹取まで歩いた。
     
    本日聞いたCD:
    
  • Pierre Boulez Con. "Maurice Ravel:Songs"
  • Woody Guthrie "Sings Folk Songs"
  • Momus "The Poison Boyfriend" ...「顔画像」も描き上げて、いざアップしようとしたら連続話し中。 「ハナクソほどのコンテンツも提供してねえくせに回線ふさぎやがってクソ」 とか思うけど、プロバイダにしてみりゃ俺みたいなやたらにうるさい奴より そーゆー奴らの方がずっと上客だよなあ。とか、さっきもサカイと話していた。

  • #37 奴隷のヨロコビ / funai [960729(Mon) 01:24]
    <<今日はもうへこへこ。
     
    「こーゆープログラムを組んだら楽しいかもしれぬ」とか、ぼーっと考える。
    この時点では、まだ額にシワを寄せるようなことはない。時々思い出す程度。
    んで、ある日プログラムの一節がぽこっと頭に浮かぶ。Macの電源入れて、
    10行ほどの小さな小さな実験プログラムを作って動かしてみる。
    うまく動かなければ、プログラム製作は無期延期になるのじゃが、
    困ったことに2回に1回くらいの割でこの「卵」は成長し始める。
    こーなるともう俺には選択権はない。プログラム様の命ずる通りに、
    今だに慣れないキーボードに向かって1日15時間のペースでペコペコする。奴隷。
    開発効率は異常に悪い。「構造化プログラミング」というものが理解できない俺は、
    どこかでいいルーチンを思いつくたびにプログラムを根こそぎ書き直す羽目に陥る。
    それでもけっこう機嫌は良い。やればやっただけ結果が出るからね。
     
    てなわけで、今日はこのBBSのCGIスクリプトに大修正を加えていた。
    今まで「最近の」と「以前の」に分けてあったログファイルを1つに統合したのじゃ。
    「2つに分ければファイルが大きくなっても速度が落ちないはず」っていうのが、
    このスクリプトの「卵」だったのだが、実際に測定したらあんまり効果がないと判明。
    3秒ほど悩んだけど、根こそぎ書き直して簡略化することに決定した。ううう。
    今日の作業の結果、「卵」は跡形もなく姿を消した。延べ数十時間の回り道。
    それでも、スクリプトは成長をやめない。...ダイエットさせたいのだが。
     
    明石に晩飯食いに行った以外はずーっとMacの前。暑い。
    2時間くらい続けてやっていると、あちらの世界からお呼びがかかってしまう。
    へろへろへろへろへろへろへろへろへへへへへへへへへへ。
    ...とりあえず形はできた。あとはデバグと最適化。
     
    本日聞いたCD(多い):
    Michael Franks "Dragonfly Summer"
    Michael Franks "Tiger In The Rain"
    U2 "Acthung Baby"
    町田町蔵 "駐車場のヨハネ"
    Beck "Mellow Gold"
    Thee Headcoats "It's THEE HEADCOATS! (Already)"
    Ween "Chocolate And Cheese"
    Captain Beefheart "Trout Mask Replica"
    友部正人 "にんじん"
    PJ Harvey "To Bring You My Love"
     
    んじゃっ。
    
    

    #38 無為徒食の日 / funai [960729(Mon) 22:27]
    <<生活が単調だから顔も単調。ああ。
     
    今日は昨日の続き(当り前)。ボケかけ隠居老人のように平穏な一日を過ごした。
    昼前にへこへこ起きて風呂入って、暑くなってきたら外へ出る。
    本日はプリントアウトしたスクリプトと「安城家の兄弟」中巻を携帯。
    電車乗って三ノ宮まで...そうそう、なんだって俺が毎日毎日用もないのに
    電車に乗ってるのかというと、俺の住んでる神戸市塩屋町近辺には
    海以外な〜〜んにもないからじゃ。
    八百屋が2軒、喫茶店が2軒、パン屋が2軒(こないだ1軒つぶれた)、
    魚屋と薬局と写真屋も2軒づつ、コンビニが1軒。コンビニ以外は午後5時閉店で、
    しかも日曜休みである。電車乗らないと外食できないのよ。
     
    ...えーと、ほんで三ノ宮まで行こうかと思っていたのだが、新長田で何となく下車。
    「トラヤ」(最近よく行ってるな)でコーシー飲みつつ「安城家」を読む。
    おっと、本の中では関東大震災が始まったぞ。地震の揺れの描写、
    地震直後の妙に心楽しい心境。そーそー、そーなんだよなあ。一人で納得。
     
    2号線まで戻って、一番最初に来たバスに乗りこむ。吉田町回り三ノ宮行き。
    電車なら10分ほどの距離を、うんと大回りして30分かける。
    吉田町を過ぎた辺りから、神戸駅に着くまで寝込んでしまう。のりものに乗ってる時は
    あんまり寝たりしない(外見るので忙しい)のじゃが、やっぱちょっと夏バテてるか。
     
    三ノ宮の区役所前で降りて、ダイエー地下の中華料理屋で野菜炒め定食。美味し。
    「ボントン」まで歩いてコーヒー。なおも「安城家」。
     
    シンシン堂の「チケぴ」の掲示を眺める。おお、人間椅子、まだやっていたか。ははは。
    ...おりょ?なんとピストルズ、大阪くんだりまでやってくるらしい。
    東京だけかと思ってたのに、わざわざ集金に来るかライドン。マメな奴。
    とはいえ、見に行って万一よかったりしたらなんか逆にヤだし、行かないだろうなあ。
     
    そーいやライブ盤ってホントに出たんだろーかと思ってMr.Jacketで探す。あ、ないない。
    クラシックのブースでブーレーズ指揮のバルトーク「弦チェレ」を探す。これもない。
    んで、「ハックルベリ」へ。大量に値札が付けかわってるのでだいぶん買う。
    Jesus Jones "The Right Decision" 300円。
    Dave Stewart&Barbara Gaskin "As Far As Dream Can Go" 500円。
    あと、黒人物でもと思って探してたらLee Dorseyの2枚組ベストがあった。1200円。
     
    元町のカメラ屋で写真受け取る。1800円。白黒は高くてかなわん...
    ヒットパレットまで行って紅茶飲みつつ検分。昨年末に東京行ったときに撮った
    鶴見線の写真、結構いい鉄骨が撮れている(そう、俺は「鉄骨描き」なのじゃ)。
    あと、神戸の花隈にある廃業ラブホテル(震災前まで留学生の下宿になっていた)の
    写真もいい出来。そのうち描こう。
    ...よーやっとスクリプトを取り出して、ちょっと赤ペン入れる。うむ、終わった。
    んで兵庫駅から電車で帰ってきた。
     
    本日聞いたCD:
    
  • U2 "Zooropa"(これ聞いてインターネット入ってるとハマり過ぎか?)
  • Beck "Odelay"("Lord Only Knows"から"New Pollution"の箇所がたまらん)
  • Lightning Hopkins "Prison Blues"
  • Lee dorsey "Great Googa Mooga"
  • Jesus Jones "The Right Decision"(あ、結構いいわこれ)

  • #39 プログラミング的文芸 / funai [960731(Wed) 00:13]
    <<良い本を読んだので機嫌よし。
     
    11時過ぎに汗みどろになって起床。これでは体がもたんなあ。
    本日はどこに行こうか、ちょっと考えた末に月見山まで出ることにする。
    いっちょう電車に乗らずに歩くか。
     
    山陽電車の仮設駅の跡のところから国道2号線へ。
    相変わらず快晴の空の下を海とJRの線路を右手に歩く。
    1�Hほど歩いた辺りから、背中が暑くてたまらんようになるが、
    日差しを避ける陰がどこにもないのよ、この道。暑い暑い暑い。
    結局、須磨浦山上遊園のところでリタイアして道路を山側に渡ってしまった。
    喫茶店はなぜかもう終わってたので、自販でジュースを買って山陽電車に乗る。
     
    3駅乗って月見山で下車。「松岡(新開地のと同じ店)」でコーヒー。
    昨日いいかげんにやって失敗したルーチンを再度書き直す。
    BBSの出力ファイルにfontタグを正しい位置で挿入するルーチンなのだが、
    「タイトルのみの表示/タイトルと内容の表示」「逆順表示/正順表示」
    「直前がタイトルのみ/タイトルと内容」の3要素の組み合わせ全てで正常に
    動作しなくてはいけないので大変。
    2要素の組み合わせくらいまでなら頭の中で表に出来るのだが、
    これが3要素となるともうお手上げである。いろいろ悩んだあげく、
    ありうる組み合わせを全部紙の上に書き出してなんとか解決。
    だいぶん曲芸めいたルーチンになったが、今度は大丈夫なはず。
     
    板宿まで歩いて「時雨庵」でソバとスシ。ダイエーの店内をひやかしつつ涼む。
    本屋でCROSSBEATを立ち読み。ピストルズのライブ速報。なんと、真面目に
    きちんと演奏して拍手喝采だったらしい。もうこうなると訳がわからん。
    地下鉄に乗って、今度は大倉山の図書館へ向かう。
     
    図書館で、D.E.Knuth「文芸的プログラミング」を読む。例によって難解な箇所は
    飛ばし読みであるが、なかなか面白い(ただ、翻訳は最低。なんとかならんか)。
    「時期を得ない最適化はトラブルの最大原因である」とか、そのまんま俺だな。
    なんとなく「良いプログラマは良い文章書きでもある」という命題が頭に浮かぶ。
    すぐに反証を思いつく。マレニ。うーん。
     
    元町へ出て、海文堂で「安城家」の下巻、丸善でプリンタ用に再生紙を買う。
    ドトールでコーヒー飲んでお帰り。
     
    本日聞いたCD:
    
  • Lee Dorsey "Great Googa Mooga"
  • Dave Stewart&Barbara Gaskin "As Far As Dream Can Go"
  • Captain Beefheart "Mirror Man"(白人ブルーズの極北。必聴)
  • Quatuor Ysaye "Ravel/Debussy:String Quartets"
  • Eno "Taking Tiger Mountain"
  • Frank Zappa "Jazz From Hell"(...お、やっと出てきたな)
  • Leonard Cohen "Songs of Leonard Cohen"

  • #40 ピストルズのCD / funai [960731(Wed) 22:18]
    <<あー、キちゃってますね、こりゃ。
     
    えーと、とりあえず手短に今日の行動を。
    朝方、階下に人の気配。母がこっちの家に来ているのである。また寝る。
    んで起きたらもう昼。暑い暑い。母と一緒に家を出て三ノ宮へ。
    「正家」でそば食って別れる。これからまた病院へ見舞だそうな。
    んで俺は星電社で病室用のラジカセと兄に頼まれたPHSの外部アンテナと
    母に頼まれたクーラーの下見。シンシン堂で人工生命の本を立ち読み
    (人工生命がらみで「マスダ古書店」に書き込んでるから見てね)。
    Mr.Jacketのテクノコーナーを見て毒気に当てられたりとかしつつ、
    バージンメガストアへ。で、
    ピストルズの再結成ライブのCD発見。
    他のレコ屋にはなかったからバージンメガストアだけの特権か?
    ま、とりあえず、試聴してみる。1曲目は「Body」。
    イントロの後カウントが入ってライドンが歌いだしたら、背中に寒イボが。
    うあああああ。
    判った。許す。もー何やっても許す。俺が悪かった。
    というわけでどんどんレジにもっていってどんどん買ってしまった。
    聴きながら(2回目)これ書いてます。
     
    なんで俺はピストルズが(というか、ライドンが)好きなのか?
    その原因は、幼少時の刷り込みにある(アヒルか、俺は)。
    77年か78年頃、当時中学生だった兄が「Never Mind The Bollock」を
    買って来たのである。当然というかなんというか、
    毎日のように家中にライドンの最低クサレ声が充満することになった。
    小学校低学年だった俺がこーいうものを嫌いになるはずが無いのであって、
    「ピストルズ=パンク」「パンク=ライドン」「ライドン=いい人」という
    恐ろしい刷り込みが成立してしまったのである。
    20年近く経った今でも、ライドンといわれて思い浮かぶイメージは
    「正直者」「親孝行」「純情者」「正義漢」「理想の男性」とか、そんな感じ。
    「パンクが親孝行でどーするんだよオイ」とかいう奴がいるかもしれぬが、
    いい人のどこが悪い。
    ちょっと前に出ろコラてめえ。
     
    「Never Mind The Bollock」のCDを買ったのは、実は去年のことである。
    P.I.L.のアルバムは大体持ってたのだが、なぜかピストルズには手が出なかった。
    幼少のみぎりのイメージが壊れるのが怖かったのかもしれん。
    んが、買って聴いてみたら、やっぱり清く正しく美しいのだよ、これが。
    小学生の頃に発音だけなぞって真似していたおかげで、
    ほとんど全曲「歌える」ので笑ってしまった。
    「そうか、『ぶら〜〜ぶら〜〜』ってのは『PROBLEM』だったのか」とかね。
     
    さて、再結成ライブのCD。最初の何曲かでは今イチ声の出てないライドンだが、
    「デブの40男が帰ってきたぜ」てなMCの入る辺りからテンション上昇。
    「GOD SAVE THE QUEEN」は一緒に歌ってしまうし、アンコールの
    「ANARCHY IN THE UK」では鼻水が出てしまう俺。くくくくく。馬鹿。
    当然大真面目な「その他」のメンバーはもちろん、「もしかすると本気か?」と
    いうくらいライドンも熱心。とりあえず知らん人にも薦められます。
     
    とはいえ、やっぱり俺としては「この後」のライドンに興味がいってしまうなあ。
    ま、再結成ピストルズが首尾よくパンクを終結させることを祈ろう。
     
     もうそれ以上 
     あなたは何も言わないで
     もうそれ以上 
     あなたは何も喋らないで
     もうそれ以上
     あなたは何も食わないで
     あなたはただ単に
     そこに立っていればいいんだ 
     もういいんだ
     もういいんだ
     もういいんだ
     もういいんだ
                    (町田町蔵「タイル」)
     
     
    本日聴いたCD...は、いいか。
    
    
    
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