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単記事選択: #1515

#1515 植物園。 / funai [000815(Tue) 23:11]
<<天気も持ち直した。

11時起床。ほとんど半日寝ていた勘定になる。
ネットに繋いでコンビニオニギリを食い、便所に入って一休み。

どうやら雨も止んだので出かける。北34条から地下鉄で札幌、
雨の湿気が大気中に漂って大変に暑い。道庁の北側を通って植物園へ。

植物園。真っ先に来る積りが、とうとうここまで押し詰まってしまった。
400円払って入園し、嘘臭いほど緑色な芝生の間を歩く。好い気分。

間も無く博物館に到着。レンガ造の大きなものを想像していたので、
時計塔式の木造建築と知ってちょっと驚く。とにかく中へ入ってみると
沢山の鳥獣標本のみで、アイヌ関連資料は管理棟に移転した由。

ざっと一回りしたが、バカ女4ヶが場所柄もわきまえずぎゃあぎゃあと
吠え騒ぐもので落ち着いて居られない。こいつらも剥製にすると良い。
トドの剥製を見て「たみおさーん」等と呼びかけつつスグ出る。

管理棟ツーのはどこじゃろねーとウロウロ。麻生公園横の山椒風の実は
ナナカマドである事が分かった。樹木エリアの植生はやはり興味深い。

入口すぐ側の建物が管理棟であった。2階の北方民族資料室を見学。
ロシアのバラライカのコピー「ぱららいき」ツーのがあって面白い。
ナットを見ると5つ溝があるので不思議だが、2つは掘り損ねらしい。

熊踊りの記録映画をしまいまで見物、バカップルにシーと警告。
狩猟ワナなど面白かったが、ちょっと物足りないな。

温室でバナナの実を見て喜び、ガラナを飲んで植物園を出る。
向かい側のナンタラいう公共ハコ物の看板でアイヌ資料室を発見。

エレベータで7階へ上って資料室入口で記帳。展示物の量はかなり多い。
ぼちぼち見ていたらガキを3ヶも連れた親子が職員と一緒にやって来て、
太ったオバはんが職員相手にレポーターみたいな陳腐な話をぎゃあぎゃあ。
オヤジは机で高鼾、ガキはマンガ読むわ叫ぶわ走り回るわで大騒ぎである。

アキラメて9階へ避難。喫茶室は盆休みだが眺めはなかなかヨロシイ。
小便して7階まで下りてみるとバ家族は消えており、ゆっくりと再見学。
ビデオ箱でアイヌの鶴踊りを見ると、音楽がフォークブルーズ風で快い。
拍手と肉声のみの地味なクワイアに鳥の鳴声のような巻舌の裏声が絡む。

堪能して南下。大通公園でユデキビを食い、そのまま海鱗丸へ入った。

病み上がりだからサケは控えようと思っていたのに
地ビール(「夜のうらぎり」てふ恥ずかしい名前)と大山。
ナメロウが激しくウマかった。前に自分で試みたのとは段違いである。
モズクはシャキシャキだが甘過ぎ、突き出しのユデアマエビは美味し。

駅前大通へ出てCD探し(Pivotのタワレコ&そうご電器地下)。
中川イサトはほとんど無きに等しい。冷遇されとるなあ。
ZAZIは混んでたので新倉屋でアイスコーヒー、日記を書いてやれやれ。

電車道へ出てブックオフで立ち読み少々、再び東進してヴァージン。
期待せずに探してみたらナニワレコードのリイシューが沢山。1枚購入。

時計塔を迂回して北上、ヴァン・ローゼでアイスコーヒー&日記書き。
海野十三「特許多腕人間式」を読み、札幌から地下鉄で帰宅した。

本日聴いたCD:
ティンクナ "遠い笛の音"
中川イサト "Homespun Music"


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