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単記事選択: #472

#472 ウクレレ組み立て中。 / funai [971007(Tue) 22:43]
<<根の詰め過ぎか?

延々妙な夢を見ながら午後3時前まで寝過ごしてしまった。
あわてて起き出してネットに繋いでメイルを拾い、チョコレートとパン食って
下で水飲んで便所に入って洗顔ハミガキしてから作業を再開。

「ハズレ」の方は、昨夜までの段階で力板とライニング材の接着まで完了している。
横板を指で弾いてみると、なんとも固そうな音でカンコンと音が出るのだ。
今日はいよいよ表板=横板=裏板の接着である(これでようやく箱になる訳)。

まず、ハミ出した力板をノコギリやヤスリや切り出しで少し縮める。
力板の長さは1本づつ違うはずなのに、工程をサボったのか
「すべて同じ長さになっておりますので御了承ください」つー紙切れが入っていた。
力着を貼る位置も、表/裏板の上にスタンプで示してあるはずなのに...無い。
なんかもー見捨てられてるのかも知れんな、このジャンルの製品って。

横板の接着面にペーパーをあてがってゴリゴリとバリを落とした後、
タイトボンドを塗ったくって表板を乗せ雑誌を重石にして加圧。
乾くまでの間にネック削り出しの続きにかかる。

昨夜必死で頑張った甲斐あって、「アタリ」のネックのヒールは
見違えるほど細く優美になっておる。サンドペーパーで一コスりしてから
ペーパーが当たって白くなった箇所を切り出しや彫刻刀で微妙に削って修正。
と見こう見して左右対称になってるか確かめ、出荷段階でのヘッドの歪みも直した。

...ノリ付けしてから30分ほど経ったので、もう良かろうと重石をどける。
ぎゃ〜〜〜、ヘッド側で表板が浮いてる上にズレて横板がハミ出てる〜ッッッt。
しくしくしく...横板のネジレのせいでノリ付け面のチェックが不完全だったのか?
横板がハミ出たのもネジレのせいだろうけど、圧着した直後にきっちり調べれば
気付いて修正できたものをアセリ過ぎて失敗したよなあ。

しょーがないので雑誌の数を増やして再加圧し、完璧に安定するまでの間
「ハズレ」の方のネックを削り出す。横板のネジレに合わせて
ヒール底面をノコギリで傾けたらやり過ぎて、泣きながら彫刻刀で再修正。
「アタリ」のようにヒールを細くする気力は到底沸かず、こちらはほぼ現状のまま。

裏板もノリ付けしてからまた雑誌で加圧し、ネック2本の細かい仕上げ。
7時近くなった頃に町内会費の集金で作業を中断されたので
そのまま身支度して外出の準備。で、ちょっとだけ「アタリ」の方をいじった。

部屋に置いてある「アタリ」の表/横/裏板をイスの上で仮組みして横から見ると、
確かに少し板の間が浮いてしまう。こちらにはネジレの問題は無いから...
あっt。横板のエンドブロックがちゃんと垂直に切れてないのだ。
これが当たって板が浮いてしまう訳だなあ、全然気が付かなかった。

「アタリ」を組み立てるに当たっての注意:
 ノリを関係ないところに付けないように。取るのが結構大変である。
 力木は、貼り付ける前に長さを調整して角も丸めておくこと。
 ライニングが貼れた段階で横板と表/裏板との合いを確認。ブロックは先に削る。
 表/横/裏板の接着は、接着面を確認できるようにイスの上で行うこと。

等とメモをしている間に俺はJRに乗って明石に出現している。
サンマルコでナスビカレーを食い、小便をしてからLe Cafe'でケーキとコーヒー。
LXで日記を書き、浮いた接着面の修正法を考える。
スキマにカッターを差し込んで削れば、ある程度は修正できるかな?

センタクバサミ(クランプの代わり)を買うのを忘れていた。
軒先に注連縄の張りわたされた東仲之町を抜け、
人丸前から朝霧まで歩いてコンビニで探したけど見当たらん。困った。

本日聴いたCD:
無し。



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