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単記事選択: #783

#783 旅行メモ(8/14の分)。 / funai [980818(Tue) 23:25]
9時起床、今日は湯田中温泉まで行ってみることになった。
権堂商店街をイトーヨーカ堂まで歩く。

前回長野に来たのは何時だったかと思い出してみると、どうやら8年ほど前らしい。
あの時の権堂商店街にはもっとヒナびた感じがあったように思う...
ところどころの古い店には憶えがあるようでもあり、それも勘違いかもしれない。

須坂や小布施を通過して特急電車で40分移動すると終点の湯田中に着いた。
とりあえず適当にウロついてみたが、点在する外湯には皆鍵がかかっており
日帰りで入れる湯が何処にあるのかなんてまるで見当が付かない。
ついにギブアップして町役場に電話をかけ、幾つかの候補を教えてもらった。

駅前に戻って「湯田中ヘルスケアセンター」まで歩いた。
温泉の他に宴会場やプールがついた大型銭湯風のシロモノである。

入館料(何故か1500円が500円に下がっていた)を支払って中に入り、
とりあえずフロに入って汗を流す。湯は透明で湯の花がポツポツ浮いていた。

風呂上がりに黒ビールを飲み、土産コーナーでジュースとアイスを買う。
畳敷きの大広間に上がり込んで家族連れに混ざって座卓の前に胡坐をかき、
アイスとジュースを平らげた。走り回る小児。何でこんな所に居るのか、俺は?

それなりに満足して外へ。川沿いにどんどん遡り、橋の下で小便。

渋までたどりつき、ガイドブックにあった「玉川」というソバ屋を捜し当てた。
「3時から休憩」ということで断わられ、店が再開する6時まで暇になってしまう。

ひたすらウロウロしても埒が開かないので、電話で教わった「石の湯」へ。
500円払って脱衣場に入ると、みやちょさんを縦に押し潰したような男が
「あじーあじーまったくもうまいったまいったあじーあじー」と一人で騒いでいる。
話し掛けてきたので相手をしてみると、どうも浴槽の一つが大変熱いらしい。

中へ入って件の浴槽に手を浸してみるとなるほど大変熱い。
頑張って水虫の足をしばらく浸し、それからぬるい浴槽に浸かった。
露天風呂風に石を散りばめた隙間から生のコンクリが覗き、浴室内は廃虚のよう。

温泉まんじうなど買いつつウロウロ。更に奥の方まで行こうとしたが疲れてしまい、
6時少し前からソバ屋の前で開店を待つ...7時まで待っても店は開かず、
石を投げ込むか暖簾をヘシ折るかと思うのをこらえてバス停に向かった。
遅くなるなら貼紙くらいするのが当たり前じゃろ? 美味い不味い以前の問題ですよ。

長野渋温泉の「玉川」店主に告ぐ:死ね。

バスで湯田中〜長野電鉄で権堂。焼肉屋に入ったら座敷に行けと指図され、
これ以上そんな事でモメる気にはなれないのでとっとと出て「ズズホン」に向かう。
マーボラーメン、スブタなど。南アジア系の客が台湾系のママさんと日本語で会話。


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