表現の自由が本来，「敵」として 考えているのは，国などの権力であって、 社会の中に「私的」なものではあるが、 巨大な力を持つものが現れたから、 その相手が，大きなメディアなどに拡大された，わけで、 少なくとも商売としてやっているわけでもなく、 あくまでも個人が主催して，「場」を提供しているに 過ぎないのならば、 その「場」の「管理者」だからといって、 あまりに重たい責任を負わせるのは， 逆に，「場」を失わせることに、 表現の自由を守りたいと，ごく普通に思うのであれば、 誰かに期待するだけではなく、 発言するその当人も，少なくとも、 わざわざ，トラブルを起こすようなことをしない、という、 役割を負ったとしても、おかしくない，と思う。 それをしない人間が，自分と変わらぬ「個人」相手に， 何やら役割を果たしていないなどと， 難詰するのは間違っていると思う。
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